フローリングの掃除

フローリングの掃除

 フローリングの掃除の仕方とコツを紹介します。フローリングは放っておくとホコリや髪の毛が溜まってしまいます。こまめに掃除しましょう。

 

普段は掃除機を使って掃除する

 掃除機は木目にそってかけます。ホコリがたまりやすいコーナーは吸い取っていることを確認しながらゆっくりとかけましょう。
 掃除機をかければ汚れの6割は落とせます。その後、水拭きし、乾拭きすれば完了です。

 

細かい汚れをかき出す

 板の繋ぎ目や壁と床の隙間のゴミや汚れは、ハケや歯ブラシ、竹串、下述する”掃除ペン”などを使ってかきだします。かき出したゴミは掃除機でゆっくり吸い取ります。
 油汚れなどしつこい汚れは重曹を水で溶かしペーストにしたものをぬって、歯ブラシでこすります。その後、クエン酸水をスプレーし、雑巾などでふきとります。

 

 掃除ペンの作り方:ボールペンのペン先に7cm四方程度の布やペーパータオルを巻きつける。

 

ワックスがけのコツ

 ワックスのなかでも手軽に使えるのは水性の樹脂ワックスです。
 ワックスをかけるときは必ず綺麗に掃除してからにしましょう。
 ワックスは基本的に部屋の奥から入口に向かってかけます。木目にそって薄く伸ばすように塗ります。

 

さまざまな物を利用した掃除の仕方

フローリングの床の綿ボコリは古セーターで掃除

 セーターやマフラー、ひざかけなど、古くなって捨てるだけのウール製品。実はフローリングの綿ボコリをとるのに最適なのです。
 衣類を四角形に切って、ぞうきんの代わりにフローリングを磨けば、汚れがよくとれます。モップにまいてもいいでしょう。
 水拭きで使えば洗剤なしでも汚れが落ちます。
 細長く短冊状に切って棒に巻けば、埃が良く取れる手作りハタキにもなります。

 

米のとぎ汁、茶がら、ビールでフローリングを掃除

 米のとぎ汁は、米ぬかに含まれる油分にツヤを出すワックス効果があります。
 また、飲み残しのビールなども使えます。アルコール分には汚れを分解する効果があるからです。ぞうきんにビールをしみ込ませて拭いてみましょう。
 茶ガラも捨てずに再利用できます。一度煮出して、冷ました汁で床を拭くと汚れがスッキリします。

 

フローリングの目立つ傷はクレヨンでカバー

 フローリングについた傷が目立つからといって、床を張り替えるのは費用も手間もかかり過ぎます。
 そんな時はフローリングの色に近いクレヨンを傷がついた場所に塗って目立たなくしましょう。
 塗った後は、布で余分な油分をとります。仕上げにワックスをかければ元通りに近くなります。