コンロの掃除

コンロの掃除

 コンロの掃除の仕方とコツを紹介します。五徳や魚焼きグリル、コンロまわりの壁には固まった油汚れが付着しがちです。効果的な掃除方法を紹介します。

 

五徳・グリルの掃除
やっかいな焦げ付きはカードではがす

 五徳や魚焼きグリルについた固まってしまった焦げ付きは、使わなくなったカードを使って落としましょう。焦げ付き部分にカードの端を押し当てて、表面を削るようにこすり落としましょう。カードはプラスチック製の厚くて硬めのものがよいです。

 

漬け置きでらくらく掃除

 ごしごし洗うのが面倒なら浸け置き洗いが楽です。次のようにシンクに浸け置き洗いプールをつくって掃除しましょう。

  1. シンクに大きめのポリ袋を広げテープで固定する。
  2. 五徳や魚焼きグリルの網、受け皿を入れる。
  3. 60℃くらいの湯を入れる。
  4. 台所用アルカリ洗剤を入れる。湯4リットルに対して洗剤200mlが目安です。
  5. ときどき裏返し、1時間ほど浸け置く。
  6. 残った汚れはブラシなどで落とす。
  7. 水洗してから乾燥させる。

 

茶がらで魚焼きグリルが綺麗になり臭いもとれる

 茶がらは油を吸収するので、魚焼きグリルの掃除に役立ちます。飲み終えたら捨てずに再利用しましょう。
 まず、魚を焼き終えた熱いうちに茶がらを振りかけます。グリルが冷めてからスポンジなどで洗うだけで汚れが落ちます。
 さらにお茶の脱臭効果で魚の臭いもとれて一石二鳥です。紅茶やコーヒーでも代用できます。

 

受け皿の汚れ防止に米のとぎ汁が使える

 魚を焼くときに受け皿に米のとぎ汁を入れておくと、汚れにくくなります。米のとぎ汁はアルカリ性なので、油汚れに強いのです。

 

コンロ近くの壁の掃除

 コンロ近くの壁は調理で飛んだ油がこびりつきやすい場所です。こびりついた油汚れを落とす場合は、汚れの部分にドライヤーで温風をあてて油を溶かしましょう。
 こびりついた油がゆるんでいるうちに、台所用アルカリ洗剤をふくませた雑巾で汚れをふき取りましょう。仕上げは水拭きで、べとつきをとりのぞきましょう。

・ドライヤーは壁に近づけすぎないこと。
・熱に弱いビニール張りの壁にはドライヤーの温風をあてないこと。